氷を作るときは、早く冷やさないと固まらない。自分の欲っする「氷」があるのなら、早く手を打たなくちゃ上手く出来ないのだ。
でも大切なのは、焦って凍らせなさいってことではなくて、大胆かつ慎重に、氷をきちんと見ながら冷やしていかなくちゃ、ってこと。でないと、粗悪な氷しか出来ないだろう。
そして、氷が出来てきたら、それは自分の冷気で冷やし続けないと、やがて溶けてしまう。滴る水を掬い集め、再び凍らせるのは、溶ければ溶けるほど容易ではない。もし全て溶けてしまったら、それは終わり。残るのは、氷を形作っていた水。また零から作り直さなくては……。
僕は、これまでいろいろな氷を溶かしきってしまったな。皆、放っておけば溶けるのは確実なのに、僕はきっと、美しい水晶か何かと勘違いしていたのだ。慢心していては、氷を見抜く自らの心眼の劣化に気付かない。それではいけないな。自らにより強い冷気と審美眼を備えなくてはならない。
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比喩的な文章を書くのは、これはこれで楽しいです(笑)。ただこの類の文章は、端から見ると意味不明だったりすることがしばしば……。これもそうかもなー。読み返せばこんなキモイ文章書いちゃってね。うーん、何だか投稿が憚られる……。でも、たまにはこういうのもご容赦下さい(>_<)
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