2009/04/15

説明書破り

 ミクシーのコピペです。ミクシーがこっちのコピペでもあります。

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 以前「○型の説明書」って本が流行りましたよね。
あ、↑は「マル・丸」です。「オー」ではありません(笑)


 僕は、血液型の違いで「性格が!」「運勢がっ!」「運命がぁっ!」云々ってのは関係無いと思っているので、今まで手にとることはしませんでした。


 ですが、今日初めて見てみましたー�

 僕はB型(らしい)なのでまずB型のを見ましたが、
「おぅ……まあ当たってるんじゃね?」
って感じでした。世間でよく言われるB型の特徴が羅列されていましたね。


 で、次にAB型のを見ました。何故かこれも、
「あー、当たってるかも……」
って感じでした。


 これは、と思ってA型のも見ました。これも、
「うん、当たってるじゃん、これ……」
って感じでした。


 ここまで来たらO型のも見ました。これも、
「oh...Yes....」
って感じでした。

 でもよくよく考えたら、あれだけ項目があるんですから、当たらない方がおかしいんです。
更に、羅列された項目の内容も、皆に当てはまっておかしくないものが殆どですし。


 誰にでも当てはまるような曖昧で一般的な記述項目を提示されると、あたかもそれが自分に固有の正しい性質であるかのように錯覚してしまうことを、心理学の現象で「バーナム効果」と言います。

 例えば、
「あなたは、普段は気心知れた友達と喋ったりするのは楽しいが、一人になると、ふと寂しい気持ちになったりすることもある」
等は、当てはまる人が大多数でしょう。(うまい例じゃないかも…)
占いなんかは、これをもっと応用して使っているものも多いように思います。


 で、「○型の説明書」も、この一種って感じなんじゃないかなーと思いました。バーナム効果とショットガンニング(※)に近いものの合わせ技というか……。

 だから、やっぱりこの手の血液型系は好きになれません…。所詮は擬似科学で心理トリック的なものですし。
でも血液型ってめっちゃ無難な話題だから、使ってしまうこともあるけれど……(笑)

※ショットガンニング
→手当たり次第に質問・情報をぶつけておき、その中のいくつかが事実であれば、「的中した」と言って相手を信用させる会話手法の一つ。

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