2009/05/03

批判と悪口

 批判と悪口の違いがわかってない人が多い気がする。ネットではよく見かけるし、現実にも往々にして存在している。万一、批判を悪口に取られてしまったらこっちとしても困るし、そうなり得ることを思うと、言いたいこと言えなくて面倒くさい。


 批判ってのは、物事・行動などについての善悪を評価・判断すること。批判を受けたらその内容の正当性なんかを判断して、納得なら受け入れるし、納得できないなら反論なりすればいい。
 一方の悪口は他人を悪く言うことで、人格批判とも言える。人格の善し悪しなんて人に判断出来るもんじゃないから、人格批判は悪口にカテゴライズしていいと僕は思う。

 単純な例を挙げれば、ある人(A)が間違いを犯していたとして、周囲の人(B)が
B「それはおかしい。間違ってる」ってのが批判
B「そんな間違いするなんて頭悪いな」ってのが悪口
かな。


 これを混同されたら、批判側の善意から来た批判かもしれないのに、受け取る側に来ると、それはたちまち悪意へと変貌してしまう……。そしてそれは時々起こり得ることで、だからなかなか言いにくいわけ。
 確かに、批判されたらムッとしたくもなるけど、それをすぐ悪口だと捉えないで冷静に判断したいところです。

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