2009/08/27

Weblogで書くことと、SNSで書くこと

 今日友人も言っていたことで、自分も前々から思っていたことだが、mixiだと日記を書くのにどこか遠慮してしまう。誰がこれを読むのかが足跡等からはっきりわかり、更にコメントが付く付かないが内容で明らかに変わるから、どうしても変に読み手を意識した感じになってしまう。書くものが、自分の書きたいものではなくて、読み手の読みたい(と予想する)ものになっていってしまうというか。コメントの多少だの読み手意識だの、そんなこと気にしなければいい話ではあるのだが……。

 その点、SNSでないものは楽。誰が読んでるのかわかんないし、基本的に他人が介入しない(ただもちろん、コメントをしてくれることは嬉しいですよ♪)。例えば愚痴だって好きなだけ言えるし、好きな人(<いないけど)への思いだって叫べるし、ふと思ったつぶやきだって言える。他人は基本的に、その閉じた世界を外側から見るに過ぎない。

 しかしSNSは、そこに他人が必ず介入する。自分が日記を書けば、相手の新着欄に表示される記事が1つ増える。自分も、誰が読み、誰が読まないのかわかる。誰が共感してくれるのか、はたまた誰も共感してくれないのかわかる。書くときに他者視点を意識せざるを得なくなる。もちろんブログでも他者視点は意識するが、SNSでの意識はこれと異なると感じている。

 つまるところ、mixiは楽しいけれどもめんどくさいのだ。Social Networking Service なんだから、世の中と似たようなもん。世の中は僕にとってめんどくさい。
 人との繋がりは大切だと思うが、積極的にそれを求めることは自分には向かないことなのかもしれない。必要なのは、もっと学をつけ、考え、いわゆる魅力的な人になることだろう。そうすればきっと、求めずとも足るはずだ。

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